変形性膝関節症について
◎こんなことはありませんか?
- ☐ 膝の痛みで階段の上り下りが辛い
- ☐ 朝起きた時や動かし始めに、膝の内側のこわばりを感じる
- ☐ 正座ができない
- ☐ 膝が腫れぼったくなり、O脚が進んでいる感じがする
以上のことにお悩みの方は、「変形性膝関節症」かもしれません。
「変形性膝関節症」とは?
変形性膝関節症とは、その名の通り、「膝関節の中が変形したり、損傷されてしまう」という疾患です。
健康な膝関節では、骨の表面が滑らかな軟骨で覆われており、関節液(=潤滑油のような液体)が関節内を満たしています。これにより、骨同士が直接こすれ合うことなく、スムーズに動くことができます。
しかし、膝関節の中の軟骨が年齢とともにすり減り、それに伴って膝の中に炎症が起こったり、骨が変形してしまうことにより、冒頭に書いたような症状が現れてしまいます。
どうして変形性膝関節症になってしまうのか?
変形性膝関節症は、原因によって「一次性」と「二次性」の2つに分けられます。
まず「二次性」とは、膝のケガ(半月板や靭帯損傷etc.)や病気(リウマチや糖尿病etc.)など、明確な理由があることによって起こってしまう種類です。
しかし、変形性膝関節症の9割は「一次性」が原因と言われています。
「一次性」は加齢や肥満、生活習慣などが複合的な原因となり、膝の軟骨がすり減って発症してしまう種類です。
変形性膝関節症の進行を遅らせるには
〇 身体の使い方を正して、姿勢を整えることで、膝関節に持続的な負担がかからないようにする
〇 下半身の筋力強化を行い、自身の筋力で膝を支えられる状態を作る
※お身体の状態にあったものでないと痛みが増す可能性があるので、ぜひ一度ご相談ください!
〇 ウェイトコントロールをして、物理的に膝にかかる負担を軽減させる
以上が効果的です。
当院ではダイエットプログラムもご用意しております!
「膝が痛くなってからお医者様から痩せるよう言われている」
「ただ、膝が痛くて運動が出来ない…。」
そんな方でも大丈夫。
当院のダイエットプログラムでは無理な運動は行いません。
気になる方はぜひこちらのリンクをご覧ください。
膝の痛みに関するQ&A
Q:座り方で注意することはありますか?
A:膝を深く曲げる座り方は、膝関節に大きな負担がかかってしまいます。
正座・あぐらなどの床に座る姿勢は避けていただき、ダイニングチェアや高さのあるイスを使っていただくことをおすすめします。
Q:痛みをカバーする方法ありますか?
A:日常生活にも痛みで支障が出ている場合は、サポーターの使用がおすすめです。
しかし、常用していることにより膝周囲の筋肉が弱ってしまう為、適切な処置や、トレーニング・体操などが必要となります。
変形性膝関節症は進行性の疾患ですが、早めに対処をすれば進行を遅らせたり、症状を緩和することが可能です。
膝の痛みに不安がある方は、ぜひ一度吉祥寺太子堂鍼灸接骨院へご相談ください!
当院での施術内容
変形性膝関節症が疑われる場合、まずはどの組織が損傷・障害を受けているかを徒手検査で調べます。
検査で変形性膝関節症による損傷部位を特定したのち、膝関節と患部へのストレスが緩和するように筋肉・関節・身体の使い方などに対してアプローチを行います。
トリガーポイント療法
当院のトリガーポイント療法では、硬い筋肉を押さえながらストレッチを行う「ASTR」という手技を併せておこなうことで、より手技施術の効果性を高めます。
変形性膝関節症の場合、膝の痛みをかばって太もも・おしり・腰周りの筋肉が固まってしまい、トリガーポイント(=筋肉の硬いしこり)が出来ていることも多くみられます。痛みを広範囲に引き起こしてしまう筋肉を緩め、症状の緩和を図ります。
背骨・骨盤矯正
変形性膝関節症になってしまうと、身体の重心が崩れたり、背骨のバランスの良い動きが失われている場合があります。下半身だけでなく、胸椎や頸椎という身体の上側の背骨の可動域を改善させ、膝に持続的な負担がかからないように背骨の動きのバランスをととのえます。
さまざまな矯正の種類から症状に適した方法を選択します。
筋膜ストレッチ
痛みをかばっていたり、姿勢が崩れていたりすると、筋膜という組織が固まってしまいます。
硬くなり縮こまってしまった筋膜にストレッチを施すことで、体のクセを減らし、膝痛と可動域の改善を目指します。



















